洋風スープ

広く世界で愛される「オニオンスープ」とは

広く世界で愛される「オニオンスープ」とは

オニオンスープとは、誰もがご存知玉ねぎを使った西洋料理スープの総称です。従ってオニオンスープ、あるいはオニオングラタンスープとはいっても、フランスやドイツ・イタリアなどそれぞれの国々でも調理方法が随分と違います。おまけに素材に使われる玉ねぎは、西洋料理だけでなく和風料理や中華料理においても欠かせないものとなっています。ここではそんな玉ねぎを使ったオニオンスープ全般についてご紹介いたします。

オニオンスープに使われる玉ねぎの魅力

玉ねぎの甘味成分

玉ねぎの魅力といえば、やはり玉ねぎを加熱すると玉ねぎに含まれている甘味成分が料理全体に自然な甘みを醸し出してくれる点が挙げられます。とりわけオニオンスープでは、玉ねぎを事前にフライパンでこんがりと飴色になるまで炒めるとカラメルの甘味と香ばしい風味が出るようになります。

そんな玉ねぎが醸し出す自然な甘みというのは、ブドウ糖などの糖類が含まれているからです。その代わり薄くスライスした玉ねぎをそのまま生で食べようとすると、苦く感じることがあります。

これは玉ねぎに含まれている硫黄化合物のためで、その大きな特徴は強い刺激臭です。しかしながらその臭い成分が、抗酸化作用や血栓を溶かして血液がサラサラになる効果をもたらしてくれるのです。

料理によって異なる玉ねぎのスライス方法

玉ねぎをオニオンスープにする場合には、薄くスライスしたり細かく刻んで使う傾向があります。こうした玉ねぎを薄くスライスして調理する方法というのは、オニオンスープだけでなくカレーやシチュー・ハンバーグ・肉じゃがなどでも同様です。

一方中華料理では、玉ねぎを薄くスライスするというよりもかなり大きめに刻んで調理するというのが一般的です。例えば八宝菜や中華丼・酢豚など、野菜を炒める調理では定番ともいえる玉ねぎの刻み方です。

こうした中華料理特有の野菜の刻み方には、それなりに理由があるのです。それは完全に火を通さずに生に近い状態にすることで、野菜本来のサクサク感や風味を醸し出すためです。

美味しいオニオンスープの作り方

あわたまオニオンスープ

玉ねぎの名産地といえば、やはり淡路島です。この淡路島でとれる玉ねぎは、半年かけて育て収穫後はすぐに出荷はしません。小屋につるして乾燥させるのです。そうすることで、甘味が増して料理が美味しく仕上がるのです。

そんな淡路島でとれる玉ねぎを使ったあわたまオニオンスープが、数あるオニオンスープの中でもひときわ人気があります。その調理方法ですが、玉ねぎ本来の甘味や深いコクを引き出すためにバターを溶かしたフライパンで飴色になるまで炒めます。

その後、水とコンソメや固形ブイヨンで味付けをしたスープに入れて煮込むと出来上がりです。ちなみに本格的なあわたまオニオンスープの場合、4時間かけてじっくりローストするのだといいます。時間に余裕があれば、4時間ローストに挑戦してみるのもいいかもしれませんね。

オニオンスープに様々な具を入れる

単なるオニオンスープだけだと寂しいという方は、玉ねぎを炒める際にベーコンやニンジンも一緒に炒めると玉ねぎだけでなく様々な具の見た目や味を楽しむことができます。また出来上がったオニオンスープをお皿に盛った後、チーズを付け足して電子レンジでチンするとさらに美味しくいただくことができます。

また玉ねぎが飴色になるまで炒める時間を短縮したい場合には、薄くスライスした玉ねぎをフライパンで炒める前に電子レンジで2分程加熱しておくのです。その後、フライパンで炒めると比較的短時間に玉ねぎが飴色になります。

やはりオニオンスープの甘さを際立たせるコツは、玉ねぎが飴色になるまでジックリと炒める点にあります。この時によく失敗しやすいのが、強火で玉ねぎを焦がしてしまうことです。とくに初心者は、玉ねぎを焦がさないようにするのが注意すべきポイントです。

まとめ

玉ねぎ料理の定番ともいえるオニオンスープの作り方についてご紹介いたしました。とりわけオニオンスープは、野菜嫌いの人でも美味しくいただくことができるのでお勧めですよ。

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